プロフィール
JPスタジオ
1980年在日韓国人二世・朴貞子を中心に、KOREAN PERFORMING ARTS集団として東京で発足。
1987年から日本人演出家、韓国在住音楽家、在日韓国人舞踊家と日韓合作作品を創作。西欧文化が最も好まれる現在の日本の状況にあって、韓国・日本の文化を融合した作品を多く生み出す。
平成6年度文化庁主催芸術祭では、舞踊詩劇「アリアリ」が在日韓国人主催団体の作品として初めて参加した。平成8年度には「チュムノリ」が同芸術祭に参加した。
日本の国立劇場大劇場、韓国国立大劇場、梅田コマ劇場、東京芸術劇場など大劇場での上演を行うほか、NHK紅白歌合戦、大博覧会などユニークな場でも公演。学校芸術鑑賞会で日韓合作や韓国もの作品としても注目されている。
韓国人・日本人という民族の枠を超えたインターナショナルな創作の場としてJPスタジオは存在し、伝統舞踊を取り入れながら、オリジナリティあふれる舞台芸術作品を創造し、上演を重ねている。

新聞掲載記録
今までに新聞に載ったJPスタジオの活動に関する記事を、一部ですがご紹介します。(転載許可取得済み)
- 朝日新聞(平成 9年8月24日)話題を呼ぶ「舞踊詩劇」-朴貞子さんに聞く-」
- 朝日新聞(平成 6年10月15日)「芸術祭に韓国舞踊団」
- 報知新聞(平成 6年10月15日)「2000人が喝さい 朴貞子韓国舞踊団「アリアリ」公演」
- 読売新聞(平成 6年10月9日)「かお-外国人で初めて文化庁芸術祭に参加する在日韓国人舞踊家朴貞子さん-」
- 神戸新聞(平成 6年10月8日)「ひと-芸術祭に外国人として初参加-」
- 朝日新聞 夕刊(平成 6年8月1日)「在日」韓国舞踊団 芸術祭に初参加-文化庁 外国人主催の団体にも門戸-」
朴 貞子(Park Jung-Ja)

1947年生まれ。10歳からクラシックバレエ、12歳から韓国舞踊を習い始め、関西女子短期大学を卒業後、韓国にて宮中舞踊の金千興(人間国宝)に師事。
大阪、京都韓国学校の舞踊講師を経て、東京にてJPスタジオ(朴貞子韓国舞踊団)を設立。
鳳山仮面劇舞踊の金基洙(人間国宝)、梁蘇云(人間国宝)、シキンクッの朴乗千(人間国宝)の指導を受けながら、JPスタジオを率いて韓国の伝統舞踊をベースに創造活動と上演活動を続けている。
IWUM世界大学総長会議芸術賞、在日韓国民団文化芸術賞受賞、日本の舞踊学会、民族芸術学会会員。