仮面舞踊劇「チョラニ」
第1部 チュム
韓国の遊びと歌を織り交ぜた舞踊です。凧揚げ、板とび(下の写真)、羽根けり、ブランコなどのパフォーマンスを繰り広げます。
第2部 仮面舞踊劇「チョラニ」
韓国民衆の風刺と笑いの仮面舞踊劇。
チョラニとは追儺(ついな)、おにやらいの意味で、また一部方言では、おっちょこちょい、軽率な人という意味でも用いられます。
仮面舞踊劇「チョラニ」はその両者を包含したもので、現代人にひそむ不安の種「鬼」を韓国民衆の風刺と笑いのエネルギーで追い払おうと意図したものです。
あらすじ
悪魔払いを踊るムーダン(巫女)が、悪魔のとりつく仮面を祈りながら次々と土の中に埋める。
折からの雷鳴、豪雨の中を山仕事を終えた木こりたちが、あわてふためいて登場。
やっと雨があがり疲労困憊の木こりたちは、不思議なキノコを見つける。それはあの悪魔のとりついた仮面の捨てられたところから次々と生えたものである。
木こりたちは、はじめ恐れるが、空腹に耐えかねてとうとう口にする。
すると……幻覚の世界で仮面のおどりが次々とはじまる。
- 原作/李杜鉉、音楽/朴範薫、演出/関幸雄、振付/朴貞子
- 上演時間:1時間
- 編成人数:17名=出演者12名+スタッフ5名 (照明3・音響1・舞台監督1)